『タフネス防水』の優れた特性 タフネス防水は業界に先立って、ゴムアスファルトシート(改質アスファルトシート)と改質アスファルトの張付け材を組み合わせることにより、アスファルト防水の優れた防水機能を保持しながら、単層による防水を可能にした省エネ型の防水仕様です。 特徴タフネス防水は、防水層が使用される厳しい条件を考慮して様々な試験を行い、その優れた耐久性を確信しております。防水層の「強さ」と「伸び」のバランスに優れるタフネス防水は、「下地の動き」「寒暖の差」、「環境汚染物質」など、様々な条件のもとで安定した性能を維持する防水仕様です。 防水層は様々な薬品、温泉水等に曝されるケースも多く、その抵抗性が重要になります。タフネスシートは長時間浸漬しても物性の変化がほとんど無く、優れた耐久性を有します。 抗張積が大きい下地の動きに対する追従性については抗張積(強さと伸びを掛けた数値)が重要になります。タフネス防水層は強さ、伸びのバランスに優れ、一般アスファルト防水層と比較して非常に大きな抗張積を有しています。タフネス防水材の 「JIS A 6013 」 改質アスファルトルーフィングシートにおける位置づけ JIS A 6013は、熱工法、トーチ工法、接着工法、粘着工法のすべての防水工法に用いられる改質アスファルトルーフィングシートが対象とされており、ルーフィングとしての基本物性と防水層の形成に必要な基本性能を規定した内容となっております。種類としては、材料構成による分類「R種・N種」、温度特性による区分「Ⅰ類・Ⅱ類」、用途による区分として「露出単層防水用・露出複層防水用・非露出単層防水用・非露出複層防水用」が規定されております。張付け用改質アスファルト(フジシールⅡ号)フジシールⅡ号の特徴 いつまでも柔軟性を保ちます フジシールⅡ号は通常の防水工事用アスファルトとは異なり、劣化硬化がほとんど無く、いつまでも柔軟性を保ち、地下の動きに対して充分に追従します。 ※80℃に静置0~24週間臭気強度が小さいフジシールⅡ号は防水工事用アスファルトと比較しても臭気が少なく、環境への影響を軽減できる張付け材です。 「三点式比較臭袋法」による試験実施機関:(一財)化学物質評価研究機構